子供の寝顔

〜能力をまっすぐに伸ばせる社会〜

2014年11月14日

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子供が生まれてから、ふと子供の寝顔を見て、温かい気持ちになることがよくあります。


7歳の長男は、男の子らしくなり、親バカながら男前な寝顔だなと見惚れつつ、小さい頃はシングルのベッドで一緒に寝れた子が大きくなったなと少しほろっと来ます。今は妻と一緒に寝ていますが、はだけたパジャマで長男が熟睡している妻のお腹に足を放り出して寝ている姿を見て思わずにやっとしてしまいました。


そして、4歳の次男。

この子の寝顔の可愛さは今もしやピークかと思うくらいかわいく、今ハマっています。無防備で愛らしく、ときにニヤッと笑ったり、ときに突然泣き出したり。しかも、寝相が悪く、ときに顔面にケリをいれてきます。

あるときは突然大きな寝言で「パパ、ダメ!」と叫んでみたり。本当に飽きない生き物です。笑



そんな息子たちの寝顔を見ているといつも思うことがあります。

それは、この子たちが大人になるまでしっかり守るということ。同時にこの子たちがいろいろな人生の苦難に果敢に挑戦し、成長して欲しいと思うと同時に、そのためには今自分が果敢に挑戦し、成長し続けなければならないこと。


子供は、親の言動やその裏にある心の変化などから多くを感じ、察し、自分の価値観を作っていくものだと思います。さらにその価値観は大人になったときの考え方や行動のベースになると思います。


そう考えると社会の価値観を作っているのは、われわれ大人たちの判断や行動とその裏にある考え方、心理状態であり、一人一人の親の子供に対する言動ではないかと感じます。そして、親であること、大人であることの社会に対する責任はそれだけ重いとも感じます。


大人が公私ともに遣り甲斐を持って楽しく、前向きに生きている姿を見て、子供は自分の未来に対して期待し、早く自分もそんな大人になりたいと思うようになるのではないでしょうか。

仮に今の時代に生きている我々大人や次世代を担う子供たちが将来に明るい展望を持てず、それが我々の先輩世代の作った社会だとしても、これからの社会に明るい展望を作る転換点を作るのは「今」を生きている我々なのでしょう。

何が言いたいのかと言えば子供たちが果敢に挑戦し成長する社会という明るい将来への起点はいつでも「今」なのです。


少子高齢化が進み、各個人のいろいろな理由から未婚化が進んだり、子供を作らないと判断される人もいると思いますが、「大人になること」、「親となり子供を育てること」は「次の社会を作る」ことと同意であり、その基本的な考えに戻って考えてみると「大人であること」、「大人になること」、「親になること」への新たな楽しみが見出せるかななんて思います。


そういう私は日々子供の寝顔を見ながらモチベーションを上げているのです。


毎日、子供たちからすごいエネルギーをもらっているなと感じる今日この頃です。