蓼科東急スキー場でファミリースキー

〜一からスキーを学べるスキー場〜

2015年1月10日

蓼科東急スキー場の写真1

蓼科東急スキー場

2015年最初のスキーとして『蓼科東急スキー場』に行ってきました。


我が家のあるさいたま市からは片道200kmを越える距離にある蓼科高原に立地し、蓼科東急リゾート内にあるスキー場が蓼科東急スキー場です。

アクセスが良いとは言えませんが、今回はこのスキー場の近くでリーズナブルに泊まれることになったため行ってみることにしました。


上信越道と中央道の間にあるためルートとしては関越自動車道→上信越道のルートと中央自動車道でいくルートがあります。

我が家からの総距離は関越ルートが202km、中央道ルートは210kmと距離的にはあまり変わらないこともあり、どちらが行きやすいか、時間がかからないか見たいという思いもあり、今回は行きは関越ルート、帰りは中央道ルートで行ってみました。


それぞれ良い点、良くない点があるためちょっと下記のように整理してみました。

関越ルート中央道ルート
良い点総距離が短い(8kmだけですが)
渋滞はほぼない
高速を降りてからの距離が短い(20km弱)
良くない点高速降りてからが長い(50km強)
下道がくねくね+凍結が多い
高速が渋滞しやすい(中央道)

結果としては『行き』の関越ルートは約3時間(土曜日午前中)、『帰り』の中央道は渋滞したこともあり3時間半(日曜日夕方)という結果となり、今回は関越ルートの方が早く到着しました。

しかし、時間帯と方向が違うため一概には比較できないこともあり、次回行くとしたらどうするか正直悩ましいところであり、おそらくその時の渋滞状況などを出発直前に確認してから決めるんだろうなと思います。

蓼科東急スキー場のマップ

蓼科東急スキー場の施設

駐車場はスキー場のすぐ近くに30台くらい止められる第一駐車場がありますが、初日が我々が到着した時間である13時過ぎはいっぱい。翌日は10時過ぎに到着しましたがそれでもいっぱいだったので両日ともスキー場の前の道路の両サイドにある第二、第三駐車場に駐めました。


そこからスキー場までは50mもないのですが、道路が坂道であり、凍結しているためスキーブーツを履いて、板とストックを持ち、子供が転ばないように手をつないで歩くことは非常に難しく、ちょっと不便な気がしました。


スキー場自体はリフト1本、コース3本(初級、中級、上級が一本ずつ)、食事をするところもスキーセンターの2階に50席くらいのレストランがあるだけの非常にこじんまりとしたスキー場です。




来る前に上記の情報はある程度わかっていたため正直に言えばあまり期待していませんでしたが、来てみるといい意味で期待を裏切られました。


ここは、まさに小規模であることのメリットを活かした『これからスキーを始める小さな子供には最適なスキー場』だったのです。


子供が多いスキー場

スキーを始める子供にとって最適なスキー場である3つの理由

①練習に最適

大きなスキー場ですとバリバリ滑りたい人と初心者が混在するため、時にぶつかったり、ひやっとすることがあると思います。

その点、このスキー場はそもそもバリバリスキーヤーがいないため衝突のリスクが低く、比較的自由に滑らせてあげることができます。

さらに練習に適した緩斜面の割合が多く、コースがすり鉢状の構造かつコース幅が広いため子供が勢い余って崖から落ちるリスクもなく安心して子供を滑られることができます。

また、初心者しかこないためか絶対的なスキーヤー数が少なく、リフトはほぼ並ばずに乗れること、コースが短く、疲れにくいため結果的に多くの本数を滑れること、緩斜面の横にスノーエスカレーターがあるため、いちいち長い時間リフトに乗る必要がないことなどからとても効率的に練習ができます。


我が家の次男も前回のスキーまでは一人で滑ることができませんでしたが、緩斜面のみですが今回初めて一人で滑れるようになりました。


②子供向けの遊び雪遊び設備が充実

子供はスキーをしに来ていてもすぐに飽きてしまい、ぐずったりすることがあり苦慮されている方もおられるかもしれませんが、このスキー場は緩斜面に隣接した一角にスノーレーサー(タイヤ部分がそりになった子供用に三輪車のようなもの)やスノーチューブ(ゴム製の大きな浮き輪)があり、スキーにちょっと飽きてきたらスノーレーサーをするなどの気分転換ができるため、その点でも小さな子供がいる家族にはいいかもしれません。

また、今回われわれは利用しませんでしたが、雪合戦をしたり、カマクラを作ったり、ソリ遊びができるエリアも別途あり、子供にとっては、都会生活ではあまり触れることのない雪を思いっきり楽しめる環境も整っています。


③スクールの質が良い(印象)

実際に利用していないため、あくまでも外から見た印象ですが、インストラクターの質がとても良いなと感じました。

インストラクターの方々は、とても子供慣れしているように見え、そのためか子供たちもリラックスし、とても楽しそうだったのが印象的でした。


子供連れスキーヤーが多いため、結果的に子供への接し方のノウハウが蓄積されたのだと想像しますが、接し方だけ見てそう感じたわけですから、きっと子供にスキーを教えるノウハウも蓄積されているのではないかと期待したくなりました。





我が子の腕前

さて、前回年末にスキーに行った子供達ですが、腕前はどうなったのでしょうか。


7歳の長男は、初めて平均斜度20度の上級者コースを滑りましたが、なんと拍子抜けするくらい難なく滑り降りてしまいました。

しかも、一人でリフトに乗り、一人でコースを滑り降りてくるようになりました。


4歳の次男は、自分でリフトへの乗り降りができるようになり、さらに上述の通り緩斜面のみですが完全に一人で滑れるようになりました。

また、本人は長男がバンバン滑っている上級者コースに行く気満々であるため次回はかるく中級コースはクリアしてしまいそうないきおいです。

本当に子供の成長の早さには驚かされます。


子供がスキー

子供の成長に必要な事は『理由』

今まで何度も子供達にスキーを教えようとしてきましたが、ちょっと滑ると飽きてしまい、もうちょっと滑ればもっとうまくなるのになーと感じていました。

しかし、イヤイヤやらせ、スキーを嫌いになってしまうのも本末転倒なので出来る限り子供達の自由にさせてきましたが、気持ちとしてはちょっともったいないなと思っていました。

ところが今回はちょっとしたことをしただけで、二人とも自分から休まずに滑り出るようになりました。

それは、スキーをする『理由』をそれぞれ与えたことでした。


長男はいままで一人で滑れなかった(「滑れない」と親子共々思い込んでいた)ため滑るコースを次男に合わせなければならず、結果的によりチャレンジングなコースに挑むことができませんでした。

しかし、今回上級者コースに挑戦し、その難しいコースをいろいろ考えながら攻略する楽しさに目覚めてからは、昼食を終えてからスキー場が閉まる16時までノンストップで滑るくらい今までになくスキーに集中しました。

また、少しスキーが嫌になりだしていた負けず嫌いの次男は、少し滑れるようになってきたタイミングであえて、長男と競争をさせてみたところ、”やる気スイッチ”が入り、それまでの1−2本滑っては休むの繰り返しが、スキー場がクローズしてもまだ滑りたいという言うほどになりました。


主体的な行動には本人にとっての『理由』が大切で、その理由を自分で見つけることができればいいのですが、時にそれを身近な人からもらうことによって大きく行動が変わることがあると改めて感じました。

また、この点に関する親の役割は子供のもっている能力を伸ばすという意味でとても重要なのではないかと強く感じました。


子供によって千差万別である行動する『理由』を正しく理解するためには日頃からしっかりと自分の子供を見ていなければできないことではないでしょうか。

つまり、『行動する理由』を見つけることは、言うのは簡単ですが実際にやろうとするととても難しいことなのだと思います。

でも、それを見つけられた時には親としてこれほど充実感を感じ、嬉しく、楽しい瞬間はないとも思います。


今回はそんなことを感じた家族スキーでした。


おそば屋さん写真

おいしいおそば屋さん

ところで、このスキー場に来る途中でとても美味しい蕎麦屋さんを見つけためご紹介します。



お店の名前は「黙坊」


上信越道の佐久ICをおり、下道を40kmくらい走ったところのビーナスライン沿い左側にあるお店です。



「とうじそば」と「もりそば」しかないお店でですが、そこでいただいた「とうじそば」はとても美味しくびっくりしました。



勉強不足のため「とうじそば」というものを知らなかったため家に帰ってから調べたところ下記のような説明を見つけました。


「寒い時期でもおいしく食べようと考えられたのが「投汁(とうじ)そば」。小盛りしたおそばをとうじかごに入れ、季節の野菜やきのこたっぷりのつゆ(鍋)に浸し、さっと湯がいて食べる。つゆの旨味とそばの香りが食欲をそそる野麦峠の里に古くから伝わる伝統の味です。そばをつゆに浸すことを湯じといい、これが語源と言われておりますが、奈川では「投げる汁」と書いてとうじと読んでいます。」

我々が行った日は日中でもマイナス3~4度という寒さでしたがとうじそばの汁が体を温めると同時に、そば自体がとても美味しかったため家族4人でそば5.5人前を平らげてしまいました。(ちなみに子供達だけで3.5人前平らげました。。。^^;)

また、実はお店に入るや否や車酔いのため次男が戻してしまったのですが、そんなことがあってもお店の方々がとても親切で、特にお店のご主人が笑顔で私たちの子供を見ている姿がとても印象的でおそばのおいしさと温かさと人のぬくもりの両方で優しい気持ちになれたお店でした。


さて、今シーズンはあと何回スキーに行けるかわかりませんが、”鉄は熱いうちに打て”ではないですが、子供達のスキーへの興味とやる気が”熱い”うちに出来る限り大きくの機会を作っていきたいと思っており、また、皆さんに役立つ情報があればお伝えしたいと思います。


蓼科東急スキー場のある茅野市の状況

【人口推移】

全国的に人口が減少している中、茅野市は2004年から2014年までの間に2.19%人口が増えています。しかし、2010年から減少傾向であるため予断を許さない状況です。


もっとも人口が増加している年齢層は80歳以上人口で2014年時点では人口のボリュームゾーンとなっています。


茅野町の高齢化率は年々上昇しており2012年時点で25.0%に到達、類似団体平均は30.3%ですので上昇しているとはいえ類似団体に比べれば低い水準と言えます。


【 財政状況】

行財政状況を見てみると、財政力を示す財政力指数(2012年)は類似団体平均の0.68を若干下回る水準で0.63。


財政の柔軟性を示し75%を上回らないことが適正と言われている経常収支比率は、93%と適正水準を大きく上回り、さらに類似団体平均の87.9%も上回っており、かなり硬直化した財政状況であると言えます。


歳入を見てみると税収は類似団体を下回る水準( 8,488,32千円:類似団体  9,630,823千円)。

内訳を見てみると市町村民税、固定資産税共に類似団体を下回っており、人口は類似団体平均を上回っている(55,919人:類似団体 22,865人)にもかかわらず税収が少ない原因は所得が少ないためか。


次世代への借金を示す将来負担比率は99.5と類似団体平均の71.6を大きく上回る水準。

また、将来への貯金を示す財政調整基金も類似団体の7割程度( 2,300,032千円:類似団体  3,480,070千円)であることからこのまま人口が減り続けると抜本的な財政削減が求められるか可能性があります。


歳出を見てみると目的別歳出の各項目の一人当たり金額は、全般的に類似団体を下回っており、低い財政力を踏まえた身の丈の行財政を行っていることがうかがえます。

ただ、このまま人口が減少し、税収の落ち込みが進むと高齢化により膨張する民生費を賄えなくなる可能性もあることから、市民と危機感を共有した上で抜本的な改革が求められている時期かもしれません。


高齢化率:全人口に占める65歳以上人口の割合
類似団体:人口と産業構造の観点から類似した団体
財政力指数:地方公共団体の財政力を示す指標として用いられるものであり、基準財政収入額を基準財政需要額で除した数値である。通常は過去3カ年の平均値を指す
経常収支比率:県税や地方交付税など使い道が自由な一般財源に対する、必ず支出しなければならない経費の割合。
将来負担比率:地方公共団体の借入金(地方債)など現在抱えている負債の大きさを、その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したものです。

写真

今回の旅行で思ったこと

今回伺った茅野市ですが、もっとも印象に残ったのは厳しい寒さです。


1月初旬に行きましたが、夜は気温がマイナス10度にもなり、前回スキーに行った軽井沢のマイナス3度の比ではない寒さで、正直関東近県で気温がマイナス10度になる地域があるとは想像できず新鮮な驚きでした。

その寒さのため道路はあちこちで凍結し、歩くことも車を運転すること相当な注意が必要な状況で、この地域の住む高齢者はどうしているんだろうかと不思議に思いました。


八ヶ岳、白樺湖、蓼科高原、車山など観光資源を抱える茅野市ですが、その割には行財政状況が芳しくなく、その背景の一つに冬場のこの寒さがあるのかもしれないなとも感じました。


寒さが厳しい地域の冬場の産業と言えばレジャー産業としてのスキーですが、日本生産性本部「レジャー白書」によると2012年まで減少の一途だったスキー、スノボ人口が近年は増加に転じだしたとのこと。

その背景として私の家族もそうですがスキー全盛期だったバブル時代にスキーを経験した現在の40代が家族でスキーを再開したことや、オーストラリア人が殺到するスキー場として有名なニセコの事例のように外国人スキーヤーが徐々に増加していることがあるようです。


実際、私がもっともよくスキーをした大学時代には見られなかった光景として軽井沢でも蓼科でもスキー場で多くの国籍の外国人が見られました。

また、別の調査になりますが「行きたいスキー場の条件」としては「交通手段が便利」が最上位に来ていましたが、私のように家族連れで行くものにとってはその通りだと思います。


今回伺った蓼科東急スキー場は家族向けにチューンされたとても特徴のあるスキー場だと思いますが少し残念なことはアクセスが少し良くない点です。

立地自体を変えられないですし、高速道路を作ることは現実的ではないですが、道路の凍結防止措置を推進したり、少なくともスキー場の周辺道路や駐車場の氷を除去するなど工夫すればスキー客は増える可能性があるのではないかと感じました。


最後にもう1つおいしかった食べ物の情報です。

宿泊していたホテルの近くにあった「喜多山」というレストランで「信州サーモン」というブラウントラウトとニジマスを交配した魚の刺身をいただきましたが、これがサーモンの味を濃くしたようなとても味わい深いもので、ちょっと感動しました。


もし、こちら方面に行く方がいれば、ぜひこの「信州サーモン」と上述の「とうじそば」を試してみてください。